中田、志願の駆け付け打 オープン戦最終戦で“4番の仕事”同点打

[ 2017年3月27日 06:12 ]

オープン戦   日本ハム1―1ヤクルト ( 2017年3月26日    札幌D )

<日・ヤ>初回1死一、二塁、適時打を放つ中田
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 一塁ベース上で納得いかない表情を浮かべた。WBCから戻った日本ハム・中田が「4番・一塁」で出場。1点差の初回1死一、二塁でオーレンドルフのスライダーに泳がされながらも同点の中前打を放った。

 「どんな投手か分からない中で初球から甘い球がきたら振ろうと思っていた」。23日に米国から帰国。25日に合流し、「体調はまだ万全ではない」と苦笑いも、最後のオープン戦に志願出場。時差ぼけは残り、3回に遊ゴロに倒れると2打席でベンチに下がったが、「WBCであれだけの試合をやってきた。問題ない」と手応えを口にした。

 思わぬ肩すかしはご愛嬌(あいきょう)だ。WBCでは外国人投手特有の動く球を打っていたため、「日本の投手の球質を確認したい」と意気込んでいた。ところが相手はメジャー30勝右腕のオーレンドルフ。「きれいなフォーシームを見たくて2打席立ったけど、相手が外国人で見られなかった」。それでも自慢の勝負強さは見せつけた。

 WBCでは打率・238ながらDeNA・筒香に並び、侍ジャパンの中でトップとなる3本塁打、8打点。日本選手として大会初の3戦連発も記録したが、「負けた悔しさはある。でも、同じくらい大事なシーズンが待っている」と頼もしい。

 あす28日からは3・31西武開幕戦(札幌ドーム)へ向け、3日間の全体練習。「フォーシームの感覚を一日でも早く取り戻したい」と最後まで後ろ髪を引かれたが、「他のチームは目の色を変えてやってくる。挑戦する気持ちで一年通して戦っていきたい」。世界一奪回は逃したが、「日本一連覇」は譲らない。(柳原 直之)

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