東海大福岡、初8強!清宮の前に走者出さず「非常にうまくできた」

[ 2017年3月27日 14:46 ]

第89回選抜高校野球大会2回戦   東海大福岡11―8早実 ( 2017年3月27日    甲子園 )

<東海大福岡・早実>早実を破りアルプススタンドに向かってダッシュする東海大福岡ナイン
Photo By スポニチ

 32年ぶり2回目出場の東海大福岡(福岡)が、高校通算79本塁打の清宮幸太郎内野手(3年)を擁する早実(東京)を11―8で下し、初のベスト8進出。チームを率いる杉山監督は、清宮の前に走者を出さなかったことを勝因の一つに挙げた。

 「対戦したい相手だったので、うれしいの一言」と勝利を喜んだ杉山監督。両軍合わせて30安打19得点の“乱打戦”に「少ない点数で勝つというのがチームカラーだが、よく打ってくれた」と打線に賛辞を送った。

 警戒していた清宮は、5打席中4打席がイニングの先頭打者。一度も走者を置いた状況で打席に立たせなかった。「初回の打席以外は先頭打者だったと思う。非常にうまくできた」とバッテリーをたたえた。

 8点を奪われながらも9回を投げ抜いた先発の安田は、「(清宮の前に)ランナーを出さないようにと考えていたけれど、それをクリアできてよかった」と胸をなでおろしていた。

続きを表示

2017年3月27日のニュース