【甲子園百景・春】伝令で鼓舞 福岡大大濠・亀井は主将兼名裏方

[ 2017年3月27日 09:00 ]

第89回選抜高校野球大会第7日・2回戦   福岡大大濠1―1滋賀学園 ( 2017年3月26日    甲子園 )

<滋賀学園・福岡大大濠>延長14回、伝令としてマウンドで八木監督からの指示を伝える福岡大大濠・亀井主将(右)
Photo By スポニチ

 延長に入り13回から毎回マウンドに走った。背番号「18」をつけた福岡大大濠の亀井毅郎主将は伝令として八木啓伸(ひろのぶ)監督の「自信を持って投げていけ」の言葉を伝えた後「頑張ろう!」を付け加えた。この言葉を受けたエース三浦が196球完投で引き分け再試合。試合後は主将という立場でお立ち台に立ち報道陣に囲まれた。

 八木監督の方針でチームの主将は控えが務める。1年のとき監督から“学生コーチ”に指名された。それは選手断念につながるが「チームに貢献できるなら」と引き受けた。2年夏の新チームからはそのまま主将に就任。「ゲームキャプテンは古賀がやってくれるし、僕はチーム全体を見て直すべき点を言う役目です」と監督と選手のパイプ役。三塁コーチャーも兼ねグラウンドとベンチでナインを鼓舞し続けた。

 大会前に行われたキャプテン会議では、宿舎の風呂で早実の清宮と一緒になった。「あれだけ騒がれているのにフレンドリーで謙虚。凄いと思いました」と参考になったという。「明日も試合ができる。前向きに考えて気持ちを切らさず、全員で戦いたい。今日はゆっくり休ませます」。監督談話のように話した亀井。再試合では三塁コーチャーとして右腕をグルグル回すつもりだ。(落合紳哉・スポニチ特別編集委員)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2017年3月27日のニュース