セ界で輝き再び!12年パMVP左腕・吉川光 開幕ローテ確実に

[ 2017年3月27日 08:15 ]

オープン戦   巨人0―2ロッテ ( 2017年3月26日    東京D )

<巨・ロ>6回1失点の巨人先発・吉川
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 開幕前最後の登板で、巨人・吉川光が開幕ローテーション入りを確実にした。6回4安打1失点(自責点0)。初回以外は毎回、先頭を許したが、後続を丁寧に断った。

 「全体的にいろんな球種を投げ、追い込んでから空振りを取る決め球をしっかり投げられた」

 右打者への内角直球が生命線となった。2回1死三塁でダフィーに対し直球で懐をえぐり、外角チェンジアップで空振り三振。4回も140キロの内角直球で見逃し三振に仕留めた。4本塁打、15打点のオープン戦2冠王から2三振を奪い、「打者に逃げずに投げられた」とうなずいた。

 24日の練習中、阿部から助言をもらった。右打者へ内角直球を投げる際、手首が寝ているためシュート回転していると指摘され、球を受けてもらいながら修正に取り組んだ。「今までたくさん、いい投手の球を受けてきた方。参考になった」。この日の4三振はいずれも右打者から奪った。「シュートして入るのが少なかった。意識して投げられた」と実戦でも先輩の助言が生きた。

 オープン戦はここまで4試合で0勝3敗、防御率7・00。それでも日本ハムから移籍加入した左腕は「状態が悪いわけではなかった」と最後の最後に好投した。08年以来のオープン戦最下位が決まった高橋監督も「なんとか粘り強く投げられた」と及第点を与えた。

 登板は敵地でDeNAと激突する開幕2カード目が有力。「この調子でマウンドに上がって日本一に貢献したい」。12年のパ・リーグMVP左腕がセ界で輝きを取り戻す。(徳原 麗奈)

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