福井工大福井あと1アウトも逃げ切れず 大須賀監督「自信になる」

[ 2017年3月27日 05:30 ]

第89回選抜高校野球大会第7日・2回戦   健大高崎7―7福井工大福井 ( 2017年3月26日    甲子園 )

15回を戦い抜き整列する福井工大福井ナイン(左)と高崎健康福祉大高崎ナイン
Photo By スポニチ

 福井工大福井は勝利にあと1アウトまで迫りながら、逃げ切ることはできなかった。9回2死二、三塁で二塁けん制を要求した遊撃手の西村は「絶対にアウトにできると思った。頭が真っ白になった」と試合後もぼう然自失。大須賀康浩監督も「勝たせてやりたかった。重盗は頭にあったが、伝令を使い切っていた」と無念の表情をにじませたが、「子供たちには自信になる。もう1試合できると思ってやりたい」と前向きにとらえた。

 初戦で完投した先発の摺石は11回を力投し「腕が上がらなかった」と氏家に救援を仰いだ。再試合での登板については「今は厳しい」と慎重な口ぶり。中1日の猶予があり「全部は無理でもちょっとは投げたい」と回復を誓った。

 再戦に向けて、相手の足攻め対策は不可欠で、捕手の島谷は「15回やって、大体分かった。塁に出しても打者で取っていきたい」と過度に意識しない構えだ。

続きを表示

この記事のフォト

2017年3月27日のニュース