古巣パナPRへ 阪神ドラ8藤谷「Joshin」CMに名乗り

[ 2017年1月5日 08:00 ]

キャッチボールする阪神の藤谷
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 阪神の藤谷が将来的な目標の一つに関西を中心に展開する家電量販店「Joshin」のCM出演を掲げた。自身の活躍を古巣・パナソニックの企業PRにつなげたい狙いだ。

 「どういうものか、はっきりと分からないですけど、出てみたいですね。パナソニックに恩返ししたいという気持ちはもちろんあるし、プロ入り後もずっとやっていきたい」

 阪神は03年からJoshinとスポンサー契約を結び、テレビCMには阪神の主力選手が登場。昨年は上本、藤浪、梅野の3選手が出演し、知名度アップに一役買った。もちろんJoshinはパナソニック製品に限らず多数メーカーの家電を販売。ただ、“パナソニック出身”の肩書があれば、広告塔として一段と箔(はく)が付くことは間違いない。

 「監督(パナソニック・梶原康司監督は阪神OB)からも『(PRできるように)頑張れ』と言われているし、プレッシャーもありますけど、特に不安もない。早くプロの世界でやってみたいという気持ち」

 意気込み通り1メートル94、90キロの大型右腕は愛社精神にあふれている。近く入寮を予定する「虎風荘」には現在使用しているテレビやドライヤーなどパナソニック製の家電一式を持参。唯一、新調した冷蔵庫も会社から贈られたもので、文字通り“パナソニック備え”でプロ生活へ臨む。

 山口県周南市での自主トレでは遠投など約3時間の調整。「地元にいる間はやれることも限られているけど、できる限りで体を動かして鈍らないようにしたい。新人合同自主トレから、しっかりアピールしていく」。古巣への恩返しも胸に誓い、勝負の世界に挑む。 (久林 幸平)

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2017年1月5日のニュース