侍経由200イニングへ 藤浪最速調整!初投げはWBC球

[ 2017年1月5日 07:30 ]

サイドスローでキャッチボールを行う藤浪
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 阪神・藤浪晋太郎投手(22)が4日、母校の大阪桐蔭グラウンド(大阪府大東市)で自主トレを公開し、「シーズン200イニング突破」を新年の誓いに立てた。3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の代表選出を想定して2月上旬の実戦登板を希望するなど過去最速調整を進めた上で、5年目で初の大台へ挑む決意だ。

 歩むべき“道筋”は見えた。母校での初投げ。キャッチボールで感覚を確かめる藤浪は右手にWBC球を握っていた。

 「(代表に)選ばれるか分からないですけど、選ばれた時のために最高のプレーができるよう準備だけはしておきたい。ボールに慣れることに関しては日本の統一球に戻そうと思えばすぐできる。準備としてはそちら(WBC)に合わせて。ボールをしっかり投げていかないといけない」

 昨年11月の侍ジャパン強化試合に出場してWBC日本代表に選出される可能性があり、強い責任感を持って万全の準備を掲げた。「できるだけ肩を作って早めに入りたい。傾斜使うだけでも違う」。改めて1月中のブルペン入りを宣言し、実戦登板についても春季キャンプ第1クールにあたる2月上旬を強く望んだ。

 「2月1日とは言わないですけど、実戦はできるだけ早く投げられればいい。選ばれなければ落とせばいいので」

 描いたのは昨春の2月11日(紅白戦)よりも早く実戦マウンドへ上がる過去最速の調整ペース。世界一を目指す大舞台を見据えた上で後に控える大事なシーズンでも高い目標を改めて設定した。

 「先発投手の仕事としてしっかりイニングを投げる、1年間ローテーション崩さないっていうのが大前提。一番、先発投手としてすべきことだと思うので。個人的にはイニング数。200イニングしっかり突破できるというのが、しっかりできたか、できてないか、一つの基準になる。しっかり投げられるように。200以上目標にやっていきたい」

 昨季は169回で、自己最高は15年の199回。過去4年間は未到だった大台へ並々ならぬ闘志を燃やした。未体験のハイペース調整を遂行した上でのシーズン完走にも「体に負担かかるとは思いますけど、ケアして、うまく自己管理しながら。シーズン中に工夫していきたい」と不安は感じていない。

 「自分としても、チームとしても、納得のいく成績ではなかったので、しっかり1年間、頑張れました、と胸を張れるような成績で終われるように頑張りたい」

 7勝11敗に終わった昨年の苦闘は忘れていない。2017年は酉(とり)年。正真正銘のエースへの飛翔を誓った。 (遠藤 礼)

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