糸井に超VIP待遇 専属広報プラン検討「取材集中するかも」

[ 2016年11月28日 05:30 ]

阪神のユニホームをまとい背番号「7」を指さす糸井
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 糸井にVIP待遇を準備!? 阪神がフリーエージェント宣言して加入した糸井嘉男外野手(35に対し、専属広報を付けるプランを検討していることが27日、分かった。球団関係者が「1年目は取材が集中するかもしれません。グラウンド外での負担を掛けないよう、重点的に広報を付けて交通整理するのも一つの手でしょう」と話した。

 糸井が21日に阪神への移籍を表明して以降、その注目度は日を追うごとに増すばかりだ。特にスポーツ新聞紙上では「糸井」の活字を見ない日はない。それは、新聞だけではない。入団会見翌日26日には朝からMBSでテレビ番組に生出演した後、夕方からは住之江競艇場でトークショーと大忙しだった。この調子が続けば、金本阪神躍進のキーマンとして、来年2月1日のキャンプイン以降も新聞、テレビ、雑誌など各種メディアの取材が殺到することは想像に難くない。そこで検討されているのが、異例の専属広報プランだ。

 態勢も整っている。今季限りで現役引退した二神一人氏が、来季からは球団広報を務めることが内定。つまり、従来は3人態勢だった球団広報が4人に増員される。二神氏はすでに秋季キャンプから現場に出て“研修”中。来季は、これまで以上に、きめ細かいメディア対応が可能となる。別の球団関係者も「そういう(専属広報を付ける)ことになるんじゃないでしょうか」と見通しを立て、「糸井フィーバー」への対策は万全だ。

 阪神は04年にドラフト1位新人・鳥谷、13年に同・藤浪に専属広報を付け、調整をサポートした実績がある。今オフ最大の補強に対しても、相応の準備を整える算段だ。

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2016年11月28日のニュース