マエケンが保護犬チャリティー NPOの応援団長に

[ 2016年11月28日 05:30 ]

犬舎を回り保護犬をなでる前田(提供ピースウィンズ・ジャパン)
Photo By 提供写真

 殺処分も完封する!ドジャース・前田健太投手(28)が27日、犬の殺処分ゼロを目指す広島県神石高原町のNPO法人ピースウィンズ・ジャパンが運営する「ピースワンコ・ジャパン」の応援団長に就任した。愛犬家でもある前田は、早穂夫人とチャリティーイベントに参加。日本の殺処分数の多さは世界的にも非難され、社会問題にもなっている。今後は1勝ごとに金額を決めて寄付する基金設立など、継続的に支援していく考えを明かした。

 トイプードルの「小太郎」と暮らす愛犬家の前田は、犬の殺処分ゼロを目指す活動への「登板」を決めた。「協力したいと思いました。多くの方にこの問題を知っていただきたい」。メジャー1年目の今季、ロサンゼルスで同NPOの存在と拠点が広島であることを知ったのがきっかけだ。広島退団後、県内では自身初のイベント。「金額はこれから決めるけど1勝したらいくら、として寄付します。できるだけ勝って、たくさん寄付したい」と集まった2000人のファンの前でワンコ基金設立も明言した。

 さらに「画伯」と呼ばれる自慢?の画力で、チャリティーTシャツを描き上げた。デザインは前田本人と犬がピースサインするもの。Tシャツは1枚3500円で500着限定でネット販売され、収益は保護犬・災害救助犬の育成事業に使われる。そして「来年のキャンプ初日は、このTシャツを着て球場入りします」と公約。自ら広告塔となり、同NPOの活動をアピールしていく。

 「日本は犬とかペットのことに関して世界と比べ遅れていると思う」と前田。ドイツなど殺処分ゼロの国に比べ、日本は年間10万匹以上の犬・猫が処分されている。広島県は11年度に犬・猫の殺処分が8340匹に上り全国ワーストを記録。しかし、同NPOの活動が実り、今年度は殺処分ゼロが実現する見通しで、都道府県単位では初だという。

 広島モデルを全国に広げ、東京五輪のある20年までに全国で殺処分ゼロの実現が目標。「カープのおかげで広島が注目を浴びている。広島から全国へ発信できたら」。来オフの再訪を約束し、ワンコたちへ別れを告げた前田。相手打線も、犬の殺処分も「ゼロ」に封じ込むことを胸にマウンドに上がる。(後藤 茂樹)

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