【岩手】高田 2日がかり熱戦制した、OBら歓喜「元気もらった」

[ 2016年7月20日 17:08 ]

<金ケ崎・高田>応援に熱が入る高田スタンド

第98回全国高校野球選手権岩手大会4回戦 高田8―1金ケ崎

(7月20日 花巻)
 2日がかりで22イニング、計4時間52分の激闘を制した高田の野球部OBもスタンドで試合を見守り、後輩たちの活躍を喜んだ。

 12年度副主将で、現在は花巻市内の病院で理学療法士として働く吉田心之介さん(21)は「勤務先とアパートが近いので、応援にきた。社会人になって大変なこともあるけれど、後輩の頑張っている姿は刺激になる。元気をもらえます」と笑顔。吉田さんと同学年の女子マネで、秋田県内の病院で理学療法士として働く千葉茜さん(21)は「きょうは仕事が休みだったので、応援にきました。もうほとんど知らない選手ばかりだけど、やっぱりここ(高田高校野球部)はわたしにとって特別」と高校時代を懐かしんだ。

 スタンドでは、震災後初の夏勝利を挙げた13年の盛岡中央戦で好救援し、現在は陸前高田市消防署に勤務する新沼心さん(20)、新沼さんと同学年で主将を務めた村上莉玖さん(20)も熱心に声援を送っていた。

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2016年7月20日のニュース