広島、4点差ハネ返すも延長戦で力尽きる 中日、マツダで今季初勝利

[ 2016年7月20日 22:29 ]

<広・中>10回2死一、二塁、勝ち越し適時打を放つ杉山

セ・リーグ 広島6―7中日

(7月20日 マツダ)
 広島が最大4点差をハネ返して延長戦に持ち込んだものの6―7で中日に敗れ、連勝が2で止まった。大島がサイクル安打を達成した中日は連敗を4で止め、今季マツダスタジアム7戦目にして初勝利をマークした。

 広島は今季初登板初先発となった大瀬良が初回、大島に先頭打者本塁打を浴びるなど3回7安打4失点で降板。一時は1―5と4点リードを許したが、4回、二死二塁から会沢の右前適時打で1点を返すと、さらに打席に入った2番手投手・九里が遊撃への内野安打でつないで2死一、三塁とチャンスを広げ、田中の右前適時打で3―5と2点差に迫った。

 6回には1点を入れられ3―6となったが、その裏、2死三塁から代打・松山の右前適時打でまず1点。続く田中の3アウト目となる一塁フライをビシエドが落球し、菊池が四球を選んで満塁としてから丸が右前へ2点適時打を放ち、ついに同点に追いついた。

 だが、6―6で突入した10回、この回から登板した6番手の今村が先頭・大島に与えた四球から2死一、二塁のピンチを招き、杉山に右前適時打されて勝ち越しを許した。

 中日は9回から登板した5番手・田島が5者連続三振を奪うなど好投し、今季3勝目をマークした。

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