【東東京】二松学舎大付の148キロ左腕・大江1安打16K完封

[ 2016年7月20日 05:30 ]

<二松学舎大附・小山台>力投する二松学舎大附・大江

第98回全国高校野球選手権東東京大会5回戦 二松学舎大付4―0都小山台

(7月19日 神宮)
 二松学舎大付の148キロ左腕、大江が都小山台打線を1安打完封。奪三振ショーを演じた。初回の先頭に左前打を許すと「油断していると、打たれると思った」と一気にギアチェンジ。序盤から威力ある直球を軸に飛ばした。終わってみれば被安打は初回の1本だけ。2回から4回にかけて6者連続三振など16奪三振に「16は人生初。どんどんエンジンがかかってきて後半は三振を狙いにいった」と満足げに振り返った。

 同校は新チームになって昨秋、今春といずれも東京都大会決勝で敗れている。2年ぶり2度目の夏に向けて、ドラフト候補エースはエンジン全開。市原勝人監督は「後半は真っすぐ真っすぐで、僕らが勇気をもらった。夏の大会の怖さは知っているので、冒険はできない」として、目指す頂点まで大江にマウンドを託す考えを示した。

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2016年7月20日のニュース