新コリジョンルール 22日から適用、NPBが発表 選手会了承

[ 2016年7月20日 17:45 ]

 日本野球機構(NPB)は20日、運用基準の見直しが検討されていたコリジョン(衝突)ルールについて、22日から新運用基準を適用すると発表した。

 新運用基準は、走者が明らかに守備者に向かい起きた本塁での衝突プレー、守備者が明らかに走者の走路を妨害して起きた本塁でのプレー(衝突含む)の場合に、適用される。走者は体当たり、守備側はブロック行為があったかどうかが焦点となる。この日までに日本プロ野球選手会からも了解を得た。

 アグリーメント(申し合わせ事項)の変更はなく、あくまで運用基準の見直しとなる。選手にとっては、求められるプレー自体に変化はない。(1)捕手の立つ位置は基本的に本塁の前(2)走者は守備者に体当たりをしない(3)守備者は走者の走路をふさがない、ブロックをしない。

 守備側の選手が走路に入ったかどうかを厳格に適用してきた現在の運用基準に対し、新運用基準では、送球がそれて守備者が走路に入らずには守備ができなかった、および走者との接触がさけられなかったと審判員が判断した場合は、本規則を適用しない。

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2016年7月20日のニュース