【千葉】東海大市原望洋153キロ右腕・島 圧巻9K

[ 2016年7月20日 05:30 ]

<東海大市原望洋・日大習志野>5回を2安打9奪三振の力投をみせた東海大市原望洋先発・島

第98回全国高校野球選手権千葉大会4回戦 東海大市原望洋11―0日大習志野

(7月19日 QVCマリン)
 今秋ドラフト候補に挙がる東海大市原望洋の最速153キロ右腕・島が千葉大会4回戦で初登板初先発し、5回参考ながら2安打で完封した。毎回の9奪三振で日大習志野を圧倒。最速は147キロを計測し、5回コールド勝ちに貢献し「試合前は緊張感があった。最終回はようやく良い感じで投げられた」と語った。

 全62球のうち、直球6割、スライダー3割、カーブ1割。スライダーは「たまに落ちちゃう」と予測不能な縦横2種類の変化で幻惑した。バックネット裏には7球団、12人のスカウトが熱視線を送った。広島・尾形佳紀スカウトは「馬力が違う。これからが楽しみ」とうなった。16強入りを決めた相川敦志監督は「合格点をあげられる」と評価したが、島本人は「60点。変化球の制球がまだまだ」と反省を忘れない。2年ぶりの甲子園へ「自分が連れて行くという気持ち」とエースの自覚をのぞかせた。(青木 貴紀)

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2016年7月20日のニュース