ジャイアンツ バムガーナーの「二刀流」封印 次戦は投球に専念

[ 2016年7月20日 16:03 ]

ジャイアンツのマディソン・バムガーナー投手 (AP)

 ジャイアンツは19日からア・リーグ主催のインターリーグが5試合続くが、マディソン・バムガーナー投手(26)の起用法に注目が集まっている。バムガーナーは22日のヤンキース戦に先発する予定だが、ジャイアンツが指名打者制を放棄し、同投手を打席に立たせる「二刀流起用」が見られる可能性があるからだ。

 実際、6月30日のアスレチックス戦でジャイアンツは指名打者制を放棄。打撃の得意な先発のバムガーナーは「9番・投手」でスタメンに名を連ねると、3回の第1打席で中越えへの二塁打を放ってみせた。

 通算13本塁打は現役の投手では最多。今季はここまで打率1割5分4厘、2本塁打をマークしているが、19日に米国のNBCスポーツが報じたところによると、残念ながら、ヤンキース戦では2度目の「二刀流起用」とはいかない模様。ボウチー監督はバムガーナーに対して投球に専念させる考えを明かしている。

 その理由として同監督が挙げたのは2点。右投手を相手にすることが予想されること(バムガーナーは右打者)と、当日は暑くなり、湿度も高くなるという予報が出ていることから、体力の消耗を少しでも防ぎたいのだという。

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