大島、サイクル安打&決勝ホームイン「きょうはイケるんじゃないかと」

[ 2016年7月20日 22:46 ]

<広・中>6回無死、大島が左前打を放ち、サイクル安打達成し花束を受け取る
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セ・リーグ 中日7―6広島

(7月20日 マツダ)
 中日が大島の史上64人目(68回目)となるサイクル安打などで首位・広島を下し、7戦目にしてマツダスタジアムでの今季初勝利をマークした。

 「1番・中堅」で先発した大島は初回、この試合が今季初登板初先発となった広島・大瀬良から右翼スタンドへ先頭打者本塁打となる3号ソロを放つと、2回には2死走者なしから左中間へ二塁打を放ち、エルナンデスの中前適時打で生還。4回には2番手の九里から左中間へ三塁打を放つと、先頭打者として入った6回の第4打席で九里から左前へ安打を放って大記録達成となった。

 6―6で突入した延長10回には先頭打者として四球を選び、決勝のホームを踏むなど6打席で5打数4安打5得点と1番打者としては最高の結果となった大島。4点リードを追いつかれ、延長戦の末での勝利とあって「首位を走るカープなので最後は苦しくなったが、サイクル安打達成してさらに勝てたので良かった」とホッとした表情を見せ、「今まで何回もサイクル安打の可能性があったが、本塁打とかが残っていた。きょうはシングルだったので、きょうはイケるんじゃないかと思って打席に立った。(打球が落ちた瞬間は)うれしかった」と声を弾ませていた。

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