杉内 術後初実戦1回無失点「まだ1軍で投げられるレベルでは」

[ 2016年7月20日 05:30 ]

3軍のBCリーグ・武蔵戦で復帰登板した杉内

 昨年10月に右股関節の形成手術を受けた巨人・杉内が、復活への一歩を刻んだ。3軍の交流戦・ルートインBCリーグの武蔵戦(ジャイアンツ)で実戦復帰。先発で予定の1回を1安打無失点。打者4人に15球を投げ、最速は137キロだった。

 「懐かしいというか緊張があった。ケガなく無難に終われて良かった」

 昨年7月21日の阪神戦(甲子園)以来、約1年ぶりの登板。練習を終えた菅野や大竹らも見守った。先頭から2者連続三振。2死二塁では4番打者を134キロ直球で力ない二飛に打ち取った。「腕を振ったが、もう少し(球に)勢いが欲しい」と課題も口にした。今後はイニング数や球数を増やす。「まだ1軍で投げられるレベルではない。やるべきことをやって、結果を残せるようにしたい」と杉内。高橋監督は「このまま段階を踏んでいってくれれば」と期待した。8月中旬の1軍復帰を目指す。(川手 達矢)

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2016年7月20日のニュース