日本新薬 「ここで打ったらヒーローだ」代打・植田決勝3ラン

[ 2016年7月17日 14:31 ]

<Honda熊本・日本新薬>8回2死一、三塁 左中間へ勝ち越し3ランを放つ代打の植田

第87回都市対抗野球大会1回戦 日本新薬5―2Honda熊本

(7月17日 東京D)
 過去2年連続ベスト8の日本新薬が、終盤に強さを発揮した。1点を追う8回、相手失策で同点。さらに2死一、三塁から代打・植田が左中間に決勝3ランを放った。「ここで打ったらヒーローだと思って打席に入った。めっちゃうれしかった」。6回には相手の1、2番の連続本塁打で逆転を許した。岩橋良知監督は「勢いが向こうにいってしまった」と振り返ったが、終盤のチャンスをものにした。試合前にはHonda熊本の岡野監督と挨拶。相手は熊本地震の被災地からの出場で「背負っているものが違う」と感じたという。「こちらも気を引き締めて、気持ちを強く持たないと、と思った」。そんな指揮官の思いにナインが応えた。

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2016年7月17日のニュース