侍J大学代表 大敗で2勝2敗タイ 最終戦は完封Vリレーだ

[ 2016年7月17日 05:30 ]

<米国・日本>2回、米国に追加点を許した先発の浜口

第40回日米大学野球選手権第4戦 日本2―10米国

(7月16日 静岡・草薙)
 第40回日米大学野球選手権は16日、静岡県の草薙球場で第4戦が行われ、日本は米国に2―10で敗れて対戦成績2勝2敗となった。先発の浜口遥大投手(神奈川大4年)は3回0/3で4安打5失点。投手陣が12安打を浴びた。2大会連続18度目の優勝を懸け、17日の最終戦は柳裕也投手(明大4年)が先発する。

 連勝後に連敗。会見場に姿を見せた横井人輝監督の表情は険しかった。「静岡の人たちがたくさん応援してくれたが、日本としては恥ずかしい試合」と肩を落とした。

 3試合連続の1点差ゲームから一転、8点差の大敗。2回に守備の乱れから無死二、三塁とされると、浜口が暴投と中犠飛で2点を失う。第3戦で3回無失点の好投を見せた左腕は4回途中5失点で降板し「腕が振れず、自分の持ち味が出せなかった。試合を崩してしまった」とうなだれた。打線は8回に京田の左翼線適時打で2点を返したが、反撃が遅すぎた。

 優勝を懸け、第5戦は主将を務める柳が先発。第2戦では7回無失点の好投を見せており、指揮官は「柳、佐々木、田村。3本柱で完封するしかない。全てを懸けてやってくれると思う」と必勝リレーを予告した。国内開催では81年大会から14連覇中だけに、負けられない最終決戦。京田は「とにかく切り替えて全力でやるだけ」と前を向いた。 (川島 毅洋)

 ▼米国・スコウグ(4回に今大会1号となる右越え3ラン)ベーブ・ルースがプレーした球場で打てて光栄。

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2016年7月17日のニュース