【静岡】磐田東 加藤、投打で存在感 スカウトも熱視線

[ 2016年7月17日 13:40 ]

第98回全国高校野球選手権静岡大会1回戦 磐田東8-1清水東

(7月16日 磐田)
 磐田東の加藤脩平投手(3年)が投打で存在感を見せつけた。

 3回に1失点も、相手が直球狙いと見るや、変化球主体に組み立て4安打完投。打っては3番として初回1死三塁から中前打で先制すると、6回には無死一塁から、後方に同校校舎がそびえる右翼席へ2ランを運んだ。

 複数のプロ球団スカウトの視線を受けながらの高校通算28号に「直球を狙ってました。いい感触でした」と笑顔。楽天・山田潤スカウトも「体が強く、足も速いですね」と高い能力を確認していた。

 6月に右肩に違和感を覚え、約2週間、ノースロー調整で初戦に間に合わせた。ヤクルト・中西親志スカウトのスピードガン測定で最速は136キロ。まだ復調途中だが「スライダーとカットボールが良かったです」と鈴木瑛斗捕手(3年)。加藤は「力まずに打ち取っていければ」と、18日の浜松北戦を見据えた。 (小久保 克治)

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2016年7月17日のニュース