ダルビッシュ 復帰戦で黒星も敵将は脱帽「良い時の彼に見えた」

[ 2016年7月17日 12:14 ]

<カブス・レンジャーズ>レンジャーズの先発・ダルビッシュ (AP)

インターリーグ レンジャーズ1―3カブス

(7月16日 シカゴ)
 レンジャーズのダルビッシュ投手(29)は16日(日本時間17日)のカブス戦に先発。約5週間ぶりのメジャー復帰登板は、4回1/3、2安打2失点という内容で今季初黒星という結果に終わった。

 右肩の違和感で6月13日に故障者リスト入りしたダルビッシュ。メジャーでの登板は同8日のアストロズ戦以来だったが、奪三振は5連続を含む9つ。黒星はついたものの、今後の登板に期待を持たせるマウンドとなった。

 バニスター監督は「素晴しい復帰登板だった。球質も良く、9つの三振を奪ったのだからそう言えるね」とダルビッシュの投球を評価。ただ、5回途中で90球という球数については「今後の課題かな」と話した。

 カブスのマドン監督も「調子が良い時のダルビッシュに見えた」と右腕の投球に脱帽。レイズを指揮していた当時、ダルビッシュに対して手も足も出なかった思い出があるという同監督は「きょうの試合で彼に思い通りの投球をされていたら、6回70球くらいでひどい目に遭わされていただろうね」とコメントした。

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