Honda鈴鹿 磨いてきた8犠打決め圧勝、指揮官「成果出た」

[ 2016年7月17日 18:25 ]

<JFE西日本・ホンダ鈴鹿>4回表2死二、三塁から安慶名は左中間を破る勝ち越し三塁打

第87回都市対抗野球大会1回戦 Honda鈴鹿10―1JFE西日本

(7月17日 東京D)
 バント、バント、またバント!Honda鈴鹿(鈴鹿市)が実に8個の犠打を決め、JFE西日本(福山市・倉敷市)に大勝した。初回、先頭・大城戸が中前打で出塁すると、2番・中村が投犠打。3番・南の三塁打で先制に成功した。その後も3回を除く「毎回犠打」。うち6度を得点につなげ、15安打で2桁10点を奪った。

 「2年前に送りバント失敗で負けた。練習をしてきた成果が出せました。バントの成功。それが一番うれしかった」と甲元訓監督。14年の3回戦では、犠打の失敗をきっかけにJX―ENEOSに黒星を喫した。この2年間、徹底して磨いてきた必殺の「犠打殺法」を駆使しての快勝劇。94年に優勝経験もある強豪が、22年ぶりのVへ好スタートを切った。

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2016年7月17日のニュース