【埼玉】上尾4回戦へ 公立の意地、増田主将「一体感で勝ち上がる」

[ 2016年7月17日 21:40 ]

第98回全国高校野球選手権埼玉大会3回戦 上尾4―2埼玉平成

(7月17日 大宮公園)
 上尾が公立の意地を見せた。私立の埼玉平成を4―2で下して、4回戦に進出した。

 終盤、相手の追撃を振り切っての勝利に高野和樹監督は「このゲームがポイントになると思っていた」と粘り勝った一戦を振り返った。

 埼玉で公立が甲子園に出場したのは98年滑川(現滑川総合)が最後。私立優勢の中で今春県大会では4強入りするなど奮闘している。高野監督はナインの粘り強さを評価し「一戦でも多く勝って公立の意地を見せたい」と語る。その監督に憧れて入部した増田主将は「私立に比べると完璧な力があるわけではない。公立だからこその一体感で勝ち上がっていく」と、監督と同じ思いを口にした。

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2016年7月17日のニュース