大リーグ機構 全球団の監督に注意通告「投球の判定に抗議するな」

[ 2016年7月17日 13:36 ]

球審に抗議するジャイアンツのボウチー監督 (AP)

 AP通信は16日、大リーグ機構で競技運営の最高責任者を務めるジョー・トーリ氏(75)が、全球団の監督に向けて、投球がボールかストライクかの判定に対して抗議をしないようにとの注意通告を行なったと報じた。

 同メディアはその通告書を入手。そこには以下の内容が記されていた。「監督が投球の判定に対して不満を抱くのは当然ではあるが、抗議して退場となることは、極めて不適切な行為と言え、それは野球にとって有害である。この行為は試合を遅延させるばかりか、グラウンド上の審判の威厳を損なう恐れもある」。

 さらにトーリ氏は同通知書の中で、ビデオ判定を要求するかどうかの判断を監督自身ではなく第三者が下していることを批判。微妙な判定では監督がベンチに備え付けられている電話を使い、他とコンタクトをとっている場面をよく目にするが、同氏はこれを「違反」と表現している。

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