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金本監督 2度のバントミスが「一番の敗因」成功率12球団ワースト

[ 2016年6月8日 06:50 ]

<ロ・神>ピリッとしない能見に腕組みする金本監督

交流戦 阪神1-2ロッテ

(6月7日 QVC)
 競り負け、5月31日以来となる借金1を抱えた。金本監督は無死一、二塁の好機をつくりながら、ともに走者を進められずに得点できなかった3、6回の2度のバントミスを敗因に挙げた。

 「そこ(3、6回の攻撃)でしょ、(敗因の)一番は。前の試合(5日の西武戦の8回無死一、二塁)もそうだしね。まあ、2回のアレ(バント失敗)でしょ。狩野の初球のバントを見て、とても出来るとは思えなかった、あれは。(ミス撲滅には)練習しかない」

 淡々とした口調で首を傾げた。まずは1点を追う3回無死一、二塁。北條にバントを命じ、1死二、三塁のケースを作ろうとした。だが北條はバントを企図した初球と3球目をファウルし、スリーバントで投手正面へゴロを転がすのが精いっぱい。二塁走者を三塁封殺され、攻撃のリズムを作り出せない。北條は「あそこで決めないと。ああいうところで仕事をしないといけない選手なので」と肩を落とした。

 同様に6回無死一、二塁では狩野に初球バントを指示も、決められずファウル。その動きからバントを断念して走者を三塁に進める打撃を期待したが、狩野はあえなく空振り三振に倒れた。相手先発は、難敵の石川。ミスを犯して得点できるほど、甘い相手ではなかった。

 「(バント練習は性根を入れて)やっているでしょうけど。俺は、そんな全部が全部、見られないけど、担当コーチとか(が見ているから)ね。本当、どこまで真剣にやっているのかというね。自分を追い込んで(場面を)想定しながら。9回無死一、二塁のバントを想定しながらやるのか、単に技術的なことだけでするのか(で違う)」

 2桁10安打を放ちながら、わずか1得点の拙攻劇。打つだけでは勝てない。阪神の犠打数28、送りバント成功率・622は、ともに両リーグワースト。頂点を勝ち取るには、要所で打線をつなぐ小技の精度も高める必要がある。 (惟任 貴信)

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