関西国際大が金星 延長で明大撃破、鈴木監督「努力が報われた」

[ 2016年6月8日 17:40 ]

<関西国際大・明大>延長タイブレーク10回1死満塁、関西国際大・上田が左前先制適時打を放つ

全日本大学野球選手権第3日・2回戦 関西国際大2―1明大

(6月8日 神宮)
 タイブレークの末、東京六大学の明大を破った関西国際大は優勝したような騒ぎとなった。明大の斎藤―柳のリレーに抑えられ0行進。しかし投手陣も懸命の投球で明大打戦を抑え、4回以降はノーヒット。1死満塁から始まるタイブレークの10回表、柳から2点を奪い、その裏5番手石田が1点に抑えてベスト8に進出した。

 「まさか勝てると思わないから、アンダーシャツなど2試合分の着替えしかない。マネジャーに洗濯してくれと言ったんです」鈴木英之監督は報道陣の笑いを誘って喜びを表した。これまで明大、法大、早大に敗れ六大学からの勝利は初めて。「努力が報われたというか、ウチのチームの財産になります」と選手をほめたあと「勝ったから、あすのピッチャーどうしよう?」と3連戦となり、投手陣のやりくりに頭を悩ませていた。

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2016年6月8日のニュース