巨人　中継プレー光った　直接返球せずつないだ的確判断

＜巨・ヤ＞２回無死二、三塁、中村の左飛で三走・畠山は本塁を突くもタッチアウト。捕手・小林誠

セ・リーグ 巨人１０―５ヤクルト

（3月26日 東京Ｄ）
　巨人の見事な中継プレーが光った。２回無死二、三塁、坂口の左邪飛でタッチアップした畠山を亀井→坂本→小林誠とつなぎ本塁でタッチアウト。

　坂本はファウルゾーンで捕球した亀井と本塁を結ぶ直線からずれて、三塁のフェアゾーンで送球をつないだ。「走者と（自身の送球が）かぶるのでそこはずっと頭に入っていた」と坂本。強肩で直接本塁送球も可能だった亀井も「近い人が正確に投げてくれた方がアウトの確率は上がる」と対応。流れを引き寄せるビッグプレーだった。

　▼ヤクルト・三木ヘッド兼内野守備走塁コーチ（２回無死二、三塁で坂口の左邪飛に三塁走者・畠山が本塁を狙うも憤死）先制点が欲しかったし、成功すれば積極的プレーになる。それより、亀井、坂本の一連のプレーが正確だった。