V打ヘイグ、連日お立ち台 覚えたて日本語で「コンコンパ~イ!」

[ 2016年3月27日 18:40 ]

<神・中>6回2死一・三塁、ヘイグは勝ち越し適時打を放ち一塁ベースで手を叩いて喜ぶ

セ・リーグ 阪神5―4中日

(3月27日 京セラD)
 4点リードを追いつかれる嫌な展開にケリをつけたのは、ブルージェイズから加入したヘイグの一撃だった。

 4―4で迎えた6回、1死一、三塁の場面で右前へ決勝打。2日連続でお立ち台に上がった新助っ人は「たくさんの観衆の前でこういうことができて本当にうれしい。前の選手(横田)がいい形で一、三塁をつくってくれて一、二塁間が広く空いていたので、そこを狙って打ちにうった」と殊勲打を振り返った。

 打つたびに阪神ファンが大喜び。うれしいでしょ?と聞かれると、覚えたての日本語で「ハイ」と笑顔。前日のお立ち台で「ガンバリマショウ」と言って沸かせたのに続き、日本語を要求されると「コンコンパ~イ!」と高らかに一言。乾杯?と聞かれると、「コンパイ!カンパイ!」とご機嫌だった。

 そして新守護神・マテオが来日初セーブ。1点リードの9回にマウンドへ。3番からの好打順だったが、まずは遠藤を二ゴロ。4回に本塁打のビシエド、平田は連続で空振り三振に斬った。決め球はいずれも切れ味120%のスライダーで、マテオは「自信を持って投げられた」と胸を張った。呉昇桓に代わるストッパー。「初セーブはおまけみたいなもので重要ではない。チームが勝って良かった」と力を込めた。

続きを表示

2016年3月27日のニュース