スタン ロッテ移籍後初登板、7回1失点に「最低限の仕事できた」

[ 2016年3月27日 18:43 ]

<ロ・日>7回を被安打2、1失点も味方の援護に恵まれず敗戦投手となったスタンリッジ

パ・リーグ ロッテ0―1日本ハム

(3月27日 QVC)
 ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手(37)が27日、日本ハム戦(QVCマリン)で移籍後初登板した。先発で7回2安打に抑えたが、5四死球と制球を乱し1失点。ソフトバンク時代の07年シーズン以来9年ぶりにQVCマリンで敗戦投手となった。「チームは負けてしまったけど、最低限の仕事はできた。こういう投球を続ければ勝つチャンスは出てくる」と前向きに話した。

 5回先頭から2者連続四球を出し、1死二、三塁から田中賢の左犠飛で決勝点を与えた。「(5回は)何が起きたか自分でも分からないが、おかしかった。四球を出さないように集中したい」と話した。

 ロッテのユニホームを着て公式戦初登板。ファンの声援を受けて「マリンの応援は力になるし、ファンあっての野球。大声援をこれからも楽しみにしている」と球場を後にした。

 一方で打線は日本ハムの先発・有原を打ち崩せなかった。3打数ノーヒットに終わった3番・清田は「丁寧に低めに投げられた。走者が出ると、ギアを上げてくる。どこかで長打が出ていれば違ったと思う」。放った6安打は全て単打。低めに制球されたボールに対応しきれず、打線は2併殺打だった。立花打撃コーチは「甘い球を打ち損じている。真ん中から外の変化球を、どうセンター方向に打つか」と振り返った。

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2016年3月27日のニュース