投打で相手を圧倒!秀岳館が初の8強「これからも粘り強く戦う」

[ 2016年3月27日 12:57 ]

<秀岳館・南陽工>8強入りを決めてアルプススタンドに向かってダッシュする秀岳館ナイン

第88回選抜高校野球大会第8日・2回戦 秀岳館16―0南陽工

(3月27日 甲子園)
 秀岳館が投打で南陽工を圧倒し、初の準々決勝進出を決めた。

 秀岳館は初回に一挙8得点。その後も攻撃の手を緩めず、合計18安打で16得点を挙げた。主将で捕手の九鬼は「きっちりと得点することができた」と初回の大量点について話し、「チーム全体として、みんなが初球から積極的に打ちにいってよくつながった」と自身も内野安打で出塁した打者一巡の猛攻を振り返った。

 マスク越しから見た先発・堀江については「ストレートに伸びがあってフライアウトが多かったので、きょうは良いピッチングだったと思う」とコメント。序盤に制球を乱す場面もあったが、「きっちりと踏ん張ってよく投げてくれた」と5回無失点のエースを称えた。

 ベスト8に話が及ぶと、「練習から一球に対してしっかり集中してきたので、このまま望みたい」と力強く話す九鬼。「これからも粘り強く戦いたい」と次戦へ向けて意気込みを見せた。

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2016年3月27日のニュース