阪神 ドラフト戦略で“金本新監督”と意見交換へ FA方針転換も

[ 2015年10月19日 08:45 ]

13年の宜野座キャンプで談笑する(左から)金本氏、南球団社長、坂井オーナー

 電鉄本社、球団、現場が一体となる! 次期監督に金本氏の就任が決定したことを受け、阪神球団幹部は18日、今オフの編成面について言及。「新監督の意見を聞いて、いろいろと考えていく」と三者が一つになり、改革に乗り出す考えを明かした。

 16日には高野栄一球団本部長らが坂井オーナーにドラフト戦略を報告した。県岐阜商・高橋、東海大相模・小笠原、明大・高山を1位候補とし、22日の会議当日まで検討を重ねる方針を確認した。その上で、先の球団幹部は“金本新監督”と意見交換したい意向を持つ。

 「スカウト間でも意見が分かれている。新監督の意見も聞きながら検討していきたい」

 FA戦線に関しても、同様だ。今季終盤にはソフトバンク・松田が国内FA権を行使した場合でも争奪戦に参戦しない方針を固めていたが、金本氏の就任を受けて状況は一変。同幹部は「新しい血が必要だ、という考えもあるかもしれないですから」と方針転換に含みを持たせた。

 19日の監督就任会見に先立ち、坂井オーナー、南信男球団社長、金本氏が顔を合わせるものと見られ、オフの補強方針について議論を交わすことになりそうだ。 

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2015年10月19日のニュース