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ソフトB長谷川 お目覚めV打 夢の中でももがいた日々乗り越えた

[ 2014年8月3日 05:30 ]

<日・ソ>延長12回、無死一塁で勝ち越しの適時二塁打を放つ長谷川

パ・リーグ ソフトバンク8-3日本ハム

(8月2日 札幌D)
 引き分けもちらついた延長12回無死一塁だった。5月28日のDeNA戦(横浜)以来46試合ぶりの猛打賞をマークしていたソフトバンク・長谷川が、決めた。日本ハム・矢貫の外角142キロ直球を左中間へ運ぶ決勝の二塁打だ。不振のトンネルへと迷い込んでいた昨季の首位打者が目覚めた。

 「引き分けに終わるのとでは全然違う。見逃せばボールだったと思うけど高めのボールを(上から)叩けました」

 つかんだのは第1打席だった。変化球が頭にあった中、2球目の外角140キロ直球を左翼線へ二塁打。「狙ったのと違う球に対し、叩ける形になった。ああいうヒットはなかった」。ボールを上から叩く打撃は、好調に切り替わるサインだ。2点を追う8回無死一、二塁では内角の140キロ直球を引っ張っての適時打など、今季3度目1試合4安打の固め打ちだ。

 7月は90打数18安打の打率・200と低迷。7月22日のロッテ戦(北九州)でクリーンアップを外れ、6番に降格した。その夜だ。北九州市民球場からバスでヤフオクドームに戻った長谷川は疲れた顔一つ見せず、普段通り、ミラールームにこもった。修正するまでは寝ないのが、モットーだ。「北九州から帰った夜も打ち込んでいた。ハセ(長谷川)の場合は野球が、自分の一部だね。(打撃を)寝て考えてきたと言ったこともあった」と秋山監督。寝る間も惜しむだけではなく、夢の中でももがいていた。

 5時間27分。今季パ・リーグ最長の激闘で白星をつかんだ。「きょうは勝たんといかんかったよ」と指揮官。オリックスとのゲーム差を再び1・5と広げた1勝には、昨季198安打した打撃職人の復調というプラス材料もついてきた。

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