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和田監督 恒例ロードは昨年の失速繰り返さん「屋内」味方につける

[ 2014年8月3日 08:51 ]

DeNA戦が中止となり室内練習場で練習を見守る阪神・和田監督

 9月決戦へ向け、「8月ロード」を勝ち抜く!2日のDeNA戦(甲子園)が雨天中止となった阪神は3日の同戦を最後に、5日からは本拠地・甲子園以外で戦う21試合(京セラドーム開催6試合含む)の“長期ロード”に突入する。和田豊監督(51)も「タイガースの野球を、いかにこの8月にできるか」と気合十分。目下3ゲーム差で追う首位・巨人と雌雄を決する瞬間を見据え、猛虎よ、今こそ熱くなれ!!

 DeNA戦は、“水入り”となった。3日の同戦を最後に、甲子園とはしばらくのお別れ。5日のヤクルト戦(神宮)からは、とうとう8月恒例の長期ロードに突入する。9月決戦を控えた大事な21試合へ向け、和田監督の語気も、おのずと熱を帯びる。

 「そこ(9月)が勝負になってくるけど、そこに行き着くまでを、しっかりやっておかないといけない。(巨人に)これ以上離されないように、というか…。直接がまだ何試合もあるからね。そこは当たり前のことだけど、他のチームに対してもね。勝負どころは9月になってくるだろうからね。タイガースの野球をいかにこの8月にできるか。そこで勝っていけば力が付いていくと思う」

 タイミング的に、ロードの話は少し気が早いように思われるかもしれないが、それは違う。それだけ指揮官は「8月」を重視している。甲子園を離れて戦う8月の勝利なくして、9月決戦はありえないからだ。

 勝敗のカギは「屋内」が握っている。今年も酷暑が予想される夏本番。涼しい屋内の方が戦いやすいのは明白だ。昨年は全24試合中、ドーム開催が18試合あり、14勝9敗と大きく勝ち越した。一方、24試合中、ドーム開催が8試合のみだった一昨年は7勝14敗3分け。その差は歴然だ。気になる今季は全21試合中、ドーム開催12試合。昨年と比べて「屋内」が減少したが、その分、決して得意ではないナゴヤドーム開催は無くなった。加えて全試合数、ドーム開催試合数はともに巨人と同条件。その辺りを勘案すると、ロードだからといって、阪神が不利になる要素はない。

 昨年と同じ轍を踏むことは許されない。昨季はロード最後の巨人3連戦(東京ドーム)で痛恨の3連敗。事実上、優勝が消えた。指揮官の脳裏にも、その記憶は鮮明に残る。だから夏バテ対策について問われると、「昨年のようなことがあるので、この夏は、より一層そういう対策をしていかないと」と言葉に力を込めた。8月の息切れは命取りになることを、身をもって体験したからだ。

 勢いよくロードへ突入するべく、3日のDeNA戦は必勝態勢で臨む。「甲子園を空けるからいい試合を、というのは当たり前。ただ、関西の、甲子園球場のファンの皆さんには少し時間が空く。そういう意味ではいいゲームをして、勝ってロードに出たい」。今季こそ8月を制し、セ界を制す。

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