ロッテ、4番不在解消へ“キューバ大砲”デスパイネ調査

[ 2014年7月1日 05:31 ]

ロッテが調査を進めている“キューバの大砲”デスパイネ

 ロッテが、キューバ代表のアフルレド・デスパイネ外野手(28)を調査していることが30日、分かった。複数の球界関係者によると、林信平球団本部長ら球団幹部がキューバに緊急渡航し、現地での視察を済ませている。既に帰国している林本部長はデスパイネを調査していることに対し、「否定も肯定もしない。補強ポイントは現場と常に情報交換している」と話した。

 デスパイネは、キューバ国内リーグで史上最多タイの3度のMVPを獲得している右の強打者だ。11―12シーズンには、36本塁打でリーグ新記録を樹立。13年のWBCでは主に6番に座り、大会最多タイの3本塁打を放った。長打力だけでなく、卓越した打撃技術も兼ね備えている。昨夏からメキシコリーグ・カンペチでプレーしていたが、ドミニカ共和国国籍の偽造パスポート所持疑惑が発覚したために今年5月に退団。現在はキューバに戻っている。

 4番打者を日替わりで起用しているロッテにとって、右の強打者は最大の補強ポイントで、伊東監督も「一振りで試合を決められる打の軸が必要」と繰り返してきた。デスパイネは「4番不在」を解消するにはうってつけの人材といえる。球団幹部はキューバでデスパイネを含む複数の選手がプレーしている様子を視察。球団内で獲得の可否を含め、具体的な検討に入るとみられる。

 キューバは昨年9月、それまで禁止していたスポーツ選手の国外でのプロ活動を解禁。それを受け、今年に入って巨人がセペダ、DeNAがグリエルを相次いで獲得した。ロッテは打者だけでなく、先発投手も調査対象にしており、今後の動向に注目が集まる。 

 ◆アルフレド・デスパイネ 1986年6月16日、キューバ生まれの28歳。07年からキューバ代表の常連となり、08年北京五輪で銀メダルを獲得。09、13年と2大会連続でWBC代表。13年WBCでは主に6番に座り、大会最多タイの3本塁打、4位の8打点を挙げた。昨夏からメキシコ・カンペチでプレーしていたが、5月に偽造パスポートの所持が発覚し、出場停止処分を受けて帰国。右投げ右打ち、1メートル74、92キロ。外野手。

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