内海&沢村が復帰へ…巨人先発 生き残りへ“仁義なき戦い”

[ 2014年7月1日 05:48 ]

<巨人練習>原監督(左)と話す菅野

 首位攻防戦が、先発陣サバイバルの幕開けとなる。巨人は、1日から敵地・マツダスタジアムで2・5ゲーム差をつける2位・広島と3連戦を行う。原辰徳監督(55)は先発ローテーションを従来の5人から6人に増やす構想を明かした。故障組の内海哲也(32)、沢村拓一(26)の両投手が今月上旬の復帰を予定しているためで、先発争いは激しさを増す。

 チャーター便で広島に向かうため、秋田空港を訪れた原監督。空港ロビーの椅子に腰掛け、先発投手陣のローテーションについて口を開いた。

 「暑くなってくるし、質が良ければ6人で回すこともいい。6連戦もあるし、1週間に1回投げるのがベストだね」

 今季の先発陣は中5日を基本としてきた。チームトップの8勝を挙げている菅野を筆頭に、過去に肩に故障歴のある杉内や大竹でさえも特別扱いをしなかった。ただ、原監督は「質が良ければの話」としっかりと付け加えた。それは先発陣の状態が悪ければ、今後も中5日を基本とし、5投手でローテーションを回すということ。今月上旬に内海、沢村が戻ってくるため、先発陣のサバイバルを示唆しているのだ。

 そのゴングは1日の首位攻防戦で鳴る。中9日で初戦に投入される菅野に続き、2戦目に小山、3戦目に今村がマウンドに上がる。小山は交流戦中に今季初の1軍登板を果たし、3勝無敗、防御率1・33。2年ぶりの交流戦優勝に貢献したが「あとがないという気持ちで一試合一試合に投げていくだけ」と隙は見せない。移動後、マツダスタジアムでの全体練習で原監督は小山を見ながら「いいねえ、ヤングマン」と期待を寄せた。

 故障から戻る主力組も黙っていない。左肩腱板の一部炎症で2軍調整中の内海は、1日にイースタン・リーグ日本ハム戦(鎌ケ谷)で実戦復帰し、9日DeNA戦(那覇)で1軍復帰する。右肩の違和感から復帰した沢村も6日中日戦(東京ドーム)で今季初の1軍登板を果たす。これに杉内と大竹を含めた7投手でしのぎを削る。

 2度の6連戦がある7月を経て、8月は全て6連戦。夏場の疲労を軽減するために登板間隔を空ける方法もあるが、原監督の方針はあくまで状態が最優先である。それが、チーム力の底上げとなり、3年連続リーグ優勝に向けた原動力になる。

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