球宴史上初!星野「総監督」就任 体調次第で式典出席も

[ 2014年7月1日 05:30 ]

球宴初の「総監督」に就任した楽天・星野監督

 パ・リーグは30日、「マツダオールスターゲーム2014」(18日・西武ドーム、同19日・甲子園)で胸椎黄色じん帯骨化症などの手術を受けた楽天の星野仙一監督(67)がパの監督を辞退し、代わりに楽天の佐藤義則監督代行(59)が指揮を執ることを発表。星野監督は球宴初の「総監督」に就任した。また選手間投票結果が発表され、オリックスの金子千尋投手(30)らファン投票で選ばれなかった8選手の出場が決定。監督推薦を含む両リーグ28人ずつの全出場選手は3日に発表される。

 何としてでも、球宴に参加したい。リハビリ中の星野監督の熱意が、球宴史上初となる「総監督」就任につながった。

 パ・リーグの理事会に出席した楽天の安部井寛チーム統括本部長は「(パの)理事会で“昨年、日本一に導いた星野監督に、総監督的な立場で存在感を見せてもらいたい。星野総監督でオールスターを勝ちましょう”となった」と説明。パの理事会で楽天が辞退を申し入れ、実行委員会で了承された。パの指揮は佐藤監督代行に任せるが、星野監督は総監督的な立場で3日に発表される監督推薦での出場選手の選考などに協力する。

 さらに18日の第1戦はパ・リーグの本拠地・西武ドーム、19日の第2戦は古巣・阪神の本拠地・甲子園での開催でもあり、試合前にビデオメッセージでの登場が検討されている。井上智治オーナー代行は「球宴は華やかな方がいい。星野監督には華があるからと(理事会で)話が出た。楽天として球宴を盛り上げるため最大限の貢献をしたい」と強調。「花を添えるため、星野監督にメッセージなどをお願いしたい。体調次第ではセレモニーにも出席してもらいたい」と続け、今後の回復次第では球場に姿を見せる可能性も示した。

 星野監督は5月26日から休養に入り、6月中旬に都内病院で胸椎黄色じん帯骨化症と腰椎椎間板ヘルニアの手術を受け、早期の現場復帰に向けてリハビリを行ってきた。同25日には本拠地がある仙台市に移動。球宴で指揮を執ることに強い意欲を示していた。術後の経過は良好だが、安部井本部長は「さすがに球宴には間に合わない状況。体を最優先に考えて辞退させてもらった」と語った。

 安部井本部長によると電話で報告を受けた星野監督は「何とかパ・リーグが勝つようにサポートしていく」と話していたという。監督では1978年のパの上田利治監督以来2人目の球宴辞退を余儀なくされたが、「総監督」として祭典を盛り上げる。

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