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大谷 初5番で2打点 得点圏打率は驚異の・529

[ 2014年5月1日 09:21 ]

<西・日>4回1死二塁で適時打を放つ日ハム・大谷

パ・リーグ 日本ハム3-2西武

(4月30日 西武D)
 驚がくの一打だった。0―0の4回1死二塁。日本ハム・大谷は西武・野上の内角低め直球をすくい上げると中堅に飛んだ。ライナー性の打球に定位置から前に出た木村だが、予想以上に伸びて慌てて背走。ワンバウンドでフェンスを直撃する先制の二塁打となった。

 「木村さんが一瞬、前に来たので抜けると思った」。そう振り返った大谷は6回1死三塁でも2打席連続適時打。先制打はフォークを待ちながら直球を捉え、2本目は直球待ちでカーブをバットの先で拾って、右前に運んだ。好機での対応力の高さ。これこそが栗山監督が求めたものだった。

 「何かを変えなくてはいけない。打順に刺激を与える」。4連敗中だった指揮官は不振の5番ミランダを6番に下げ、大谷を今季初めて5番で起用した。ここまで野手で先発出場時12試合は全て3番。「これまで中田さんにつなぐチャンスメークだったけど、きょうはランナーがたまったところで打てた」。走者を還す重責を背負い、期待に応えた。得点圏で17打数9安打、打率・529。指揮官も「よく打ったよね」と珍しく褒めた。

 勝負強さを見せつけた2安打2打点。しかも、4番・中田がいずれも凡退した直後だった。大谷は「中田さんの打球は(野手の)正面を突いて不運だった」とかばったが、新5番の存在感は大きかった。先発した27日ロッテ戦(札幌ドーム)ではプロ初黒星。チームの連敗も止められなかったが、二刀流のバットで止めてみせた。

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