18年前の問題になぜ1億も…原監督謝罪にファンは納得できるのか

[ 2012年6月21日 12:00 ]

 21日発売の「週刊文春」で、元暴力団員の要求に応じて1億円を払っていたと報じられた巨人・原監督。巨人の説明では、原監督は知人から借金して1億円を用意し、2人組に支払ったが、相手が暴力団員などの反社会的勢力であるという認識はなかったという。

 確かに原監督は被害者である。だが、1億円もの大金を支払っていた事実に、まずは驚かされた。さらに言えば、庶民感覚からすれば、18年も前の件で1億円もの大金を要求するという行動は、どうしても反社会的勢力の人物によるものと連想してしまう。

 巨人は会見を開いて反社会的勢力への利益供与を完全否定した。原監督も「浅はかなことをした。深く反省している」と謝罪したが、果たしてファンは心の底から納得できるのだろうか。巨人の初優勝で交流戦は盛り上がった。それに水を差す問題発覚でファンを失望させてしまったのではないかという心配が残る。

 先月発表された1試合平均の入場者数は、東日本大震災の影響を受けた前年と比べてもセが2・4%、パが6・3%も減っている。昨秋の日本シリーズ前に起きた清武英利元代表による内部告発、開幕前に発覚した新人選手の契約金問題などによるイメージダウンは計り知れない。後を絶たない巨人の醜聞がその一因となっているとすれば、プロ野球界にとっては不幸なことである。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「野村克也」特集記事

2012年6月21日のニュース