飛ばない統一球対策…村田 素手フリーで感覚つかむ

[ 2012年1月31日 06:00 ]

合同自主トレ最終日、素手でフリー打撃する巨人・村田

 原スピリットは巨人の村田が体現する。宮崎での合同自主トレが30日に打ち上げられ、村田修一内野手(31)は素手でのフリー打撃で締めた。原監督は統一球対策として、あす2月1日からの春季キャンプで素手での打撃練習を提唱していく方針で、三塁手の後継者が率先垂範する。

 「原監督も、素手で打つ感覚を大切にされている。外で打つと痛くなるけど室内でしたし。ティー打撃は基本的に素手でいく」。新調した巨人カラーの革手袋はしまい込み、打撃投手の球を打ち返した。原監督の教えもあり坂本、長野らはティー打撃を素手で行うが、フリー打撃でも貫いたのは小笠原、実松ら数えるほど。まだ全開フルスイングではないが、素手打撃に決意を込めた。

 昨季の巨人は飛ばない統一球に苦しみ打撃不振で2年連続のV逸。村田も打率・253、20本塁打と手を焼いた。村田は素手効果を「指先でバットを握る感覚と、芯で打たないといけないところ。かつバットを柔らかく使わないといけない」と説明。統一球は芯でしっかり捉えないと飛ばない。加えて西武・中村のようにボールを押し込む技術も必要だ。素手で打った場合、芯を外せば手は痛む。そのため正確なスイングが必要となり、なおかつ微妙な感覚もつかめる。「試合では無理。僕の場合、強く振って飛ばすには革手袋がいる」と言うが、統一球攻略への練習には最適だ。

 4日間の合同自主トレを終え「自主トレでもみんな意識が高い。僕自身新しい発見も多い」と村田。原巨人の新たな原点となる素手打撃で裸一貫からスタートを切る。

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