ピースナイター「はだしのゲン」作者が平和願い始球式

[ 2011年8月6日 06:00 ]

<広・巨>始球式を行う「はだしのゲン」の作者・中沢啓治氏

セ・リーグ 広島6―11巨人

(8月5日 マツダ)
 6日の「原爆忌」を前に、平和の大切さを発信する「ピースナイター2011」として行われたこの日の巨人戦(マツダ)で、漫画「はだしのゲン」作者・中沢啓治氏(72)が始球式を務めた。

 マウンド手前から投じた白球はツーバウンドで捕手のミットへ。「焼け跡の中からカープが誕生し、カープが憧れだった。始球式に選ばれてうれしい」と満面の笑みを見せた。

 この日は両チームの選手が「ピースワッペン」を付けてプレー。5回終了時には、観客がポスターを掲げて球場全体を緑色に染め、原爆ドームと同じ高さ25メートル地点は赤色のポスターで「ピースライン」を表現した。

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2011年8月6日のニュース