被災地に勇気と希望…聖光学院サヨナラ勝ち!プロ注目歳内16K

[ 2011年8月6日 18:12 ]

日南学園戦に先発した聖光学院・歳内

第93回全国高校野球選手権大会1回戦 聖光学院5―4日南学園

(8月6日 甲子園)
 同点に追いつかれた聖光学院(福島)が延長10回に、プロ注目の好投手・歳内の右前打でサヨナラ勝ち。歳内は日南学園(宮崎)10安打4点を許しながらも、16三振を奪い、2回戦に進出。東日本大震災で被災した福島県民に勇気と希望を与えた。

 聖光は7回、連続四球で1死一、二塁の好機を迎えると、3番遠藤、4番芳賀の連打で同点に。5番福田の右犠飛で逆転。同点に追いつかれた、10回に1死二塁から歳内が決めた。

 歳内の変化球を狙い、3点を先行した日南学園は、先発の古市は走者を許しながらも、要所を締め、6回途中まで1失点の粘投。代わった村田もピンチをしのいだが、7回の連続四球でリズムを崩したのが全て逆転を許し、同点に追いついたものの最後は力尽き、4年ぶりの甲子園1勝を逃した。

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