吉見148球完投も3敗目…85日ぶりに5位転落

[ 2011年8月6日 06:00 ]

<中・横>5回、集中打で3点を失った吉見

セ・リーグ 中日2―3横浜

(8月5日 ナゴヤD)
 エースの完投も勝利にはつながらなかった。中日・吉見が気持ちの入った投球で9回を3失点で投げ切ったが、味方打線が再三のチャンスをものにできず1点差負け。プロ入り最多の148球の熱投を見せながら、6月9日の日本ハム戦以来2カ月ぶりの3敗目を喫した。

 「負けたら一緒です。次頑張ります」

 昨季、12勝中11勝を挙げたナゴヤドームで、2008年から自身11連勝中だった横浜が相手。必勝を期してマウンドに上がったが、5回に落とし穴が待っていた。先頭のハーパーの左中間二塁打を皮切りに5安打を集められ、この回だけで3点を失った。

 ただ、初回から得点機をつぶし続けた打線の責任も大きい。お得意様に敗れ、5月12日以来85日ぶりに5位転落した。

 ▼中日・落合監督 勝ち負けでやっているんだから、よく試合をつくったと言っても負けたら一緒。1点取れないなら、1点もやらなきゃいい。

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2011年8月6日のニュース