まさにワンマンショー!金沢 打率1割台左翼手が全打点たたき出す

[ 2011年8月6日 15:14 ]

金沢―伊勢工 6回表、大会第1号となる3ランを放ち、ナインに迎えられる金沢・越田

第93回全国高校野球選手権大会1回戦 金沢4―0伊勢工

(8月6日 甲子園)
 金沢(石川)の釜田、伊勢工(三重)の中川両好投手の激突は、金沢の6番越田がチームの全打点である4打点を記録し、快勝した。

 金沢は2回、越田の左越え二塁打で1点を先制。その後、伊勢工の左腕・中川に抑えられていたが、6回先制打の越田が大会第1号となる左越えの3点本塁打で貴重な追加点を入れた。

 石川大会での打率はわずか1割4分3厘で2打点の左翼手が大舞台でヒーローとなった。

 プロ注目の金沢・釜田は序盤、長打を浴びるも落ち着いた投球で計10三振を奪い、伊勢工に得点を許さなかった。

 伊勢工は初回、2番橋本が中越えに長打を放ったが、二塁ベースを踏んでいないという金沢のアピールによってアウトになったのが響き、9回も無死一、二塁を生かせなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2011年8月6日のニュース