増えたライト層の投票 イチロー落選の遠因に「フェイスブック」

[ 2011年7月5日 15:05 ]

 12日(日本時間13日)に行われる米大リーグの第82回オールスター戦のファン投票選出選手の得票数は、全員が400万票を超えた。今年のファン総投票数は約3250万票で、過去最多の09年から900万票増。イチローは外野手2位の昨年254万4564票から約1万6000票少ないだけだったが、外野手部門7位と沈んだ。

 大リーグ関係者は「ソーシャルネットワークの普及」を大幅増の理由に挙げる。「フェイスブック」や「ツイッター」などで、誰かがリンクを張れば、すぐに投票画面に飛べる。大リーグ公式サイトを検索しなくとも、携帯端末などからすぐに投票画面に飛べる。熱烈な固定ファン以外の投票も増えたという。

 実績や目に見えない貢献度なども加味して投票する熱烈なファンとは違い、一般ファンは「現在の成績」を見る。それも野手なら本塁打という分かりやすい数字に向かうのは自然な流れだ。史上最多得票のバティスタは2年連続50本塁打を狙うスラッガー。同2位も22本塁打のグランダーソンで、昨季MVPのハミルトンを抑えた。

 イチローは安打や走塁、守備など玄人好みの選手だ。さらに10年連続200安打、07年球宴MVPなど輝かしい実績との今季成績のギャップも「大差」につながったとの見方もできる。日本選手は00年以来の出場なし。夢舞台に立つには、開幕から安定した結果が求められることになる。

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