菅野で逆転負け 変化球打たれる…日米大学野球開幕

[ 2011年7月5日 06:00 ]

<米国・日本>7回途中から登板も逆転を許した菅野

日米大学野球選手権第1戦 日本6―7米国

(7月3日 米ノースカロライナ州ダーラム)
 第38回日米大学野球選手権が3日(日本時間4日)、開幕した。大学日本代表は2点差に迫られた7回途中から、今大会で守護神を務める菅野智之投手(東海大4年)が登板したが、勢いを止められずに痛恨の逆転負け。菅野は直球こそ最速94マイル(約151キロ)をマークしたが、変化球を連打された。史上2度目の米国開催優勝へ負けられない第2戦は4日(同5日)、藤岡祐輔投手(東洋大4年)が先発する。

 反省と収穫の1敗だった。試合後の球場。にぎやかな音楽が鳴り響く中、菅野は「悔しい。つくづく野球の怖さが分かった」と振り返った。

 7回に2点差まで追い上げられてなお1死二、三塁でマウンドへ。4番打者をオール直球で空振り三振。続く5番もオール直球で2ボール2ストライクと追い込んだ。ここで8球続けた直球ではなく、捕手のサインに4度首を振って「一番自信があるボール」というカットボールを選択。この試合初めての変化球は同点右前打とされた。続く打者にも同じ球を中前へ運ばれると、中堅・池田祥が後逸して一気に逆転を許した。

 「真っすぐを狙っていると思い、首を4回も振ってしまった。相手も変化球だと思ったのでは」と菅野は急造バッテリー故の経験不足を反省した。それでも8回は2三振を含む3者凡退。さらに収穫は最速94マイル(約151キロ)を計時した直球だ。28球中22球で一度も前に飛ばさせなかった菅野は「空振りとファウルにしかなっていない。真っすぐで押せるという感覚はあったので、そこは自信になった」と話した。

 大会3連覇に向けてこの逆転負けは痛い。それでも、大会序盤は菅野を守護神として起用する方針の金光興二日本代表監督(法大)は「菅野で打たれたのだから仕方ない」と話した。まだ1敗。巻き返すチャンスはある。

 ▼野村(明大4年=開幕戦先発も5回5安打2失点)米国は当てるのも上手だという印象。(逆転した直後の5回の)2死からの失点はいけない。あそこを抑えれば勝てた試合だった。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2011年7月5日のニュース