745万票の米球宴史上最多得票…バティスタ御礼弾

[ 2011年7月5日 06:00 ]

<ブルージェイズ・フィリーズ>8回、豪快なソロアーチを放つバティスタ

インターリーグ ブルージェイズ7―4フィリーズ

(7月3日 トロント)
 真夏の祭典で主役を担うのは、球界屈指のスラッガーに成長したブルージェイズのバティスタだ。昨季54本塁打でア・リーグ本塁打王に上り詰めた30歳は、両リーグ最多得票を獲得し外野手1位で堂々の選出。745万4753票は、これまでの最多記録だった94年のグリフィー(マリナーズ)の606万9688票を大幅に更新した。

 「うれしさをどう表現していいのか分からない。昨年もうれしかったが今年は格別になる」

 2年連続2度目の出場。今年は初めてのファン投票での選出だ。この日のフィリーズ戦では4―4の8回に、ナ・リーグのメンバーにも選ばれた球界屈指の左腕リーから左越えへリーグ独走の27号決勝ソロ。地元ファンの前で御礼弾を放った。

 昨季は07年以来となる大リーグ史上26人目の年間50本塁打を達成。薬物疑惑で厳しい目を向けられるパワーヒッタータイプから、クリーンなスーパースターの誕生。一気に名前が全米に知れ渡った。しかし歩んできたレールは決してエリートではない。00年にパイレーツにドラフト20巡目で入団も、04年はオリオールズ、レイズ、ロイヤルズ、メッツ、パイレーツと史上初めて1シーズンで5球団に所属。才能が開花したのは昨年からで、外角球攻略のため軸足を約5センチ本塁ベース寄りに近づけ、スイングの始動を早めるなど技術的な修正が奏功したという。

 球宴前日にはア・リーグの代表として本塁打競争に出場が決定。「素晴らしい思い出になる」。イチローやプホルスがいない今年はバティスタが球界の顔になる。 

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