バックも応えた 寺原「危機感を持ってマウンドに」

[ 2011年5月4日 17:38 ]

完封で2勝目を挙げたオリックス・寺原

パ・リーグ オリックス1―0日本ハム

(5月4日 京セラドーム)
 九回2死、稲葉の打球を背走した坂口が好捕。こわばっていた寺原の頬が、ようやく緩んだ。「きょうピシャッといかないと、という気持ちが強くてどきどきした。本当に緊張した」。今季2度目の完封は、プロ10年目で初の1―0でのシャットアウトだった。

 球威十分の直球が制球良く決まり、三塁を踏ませなかった。オリックス移籍後の初登板を4季ぶりの完封で飾ったが、その後2試合は大量失点。この日は「危機感を持ってマウンドに上がった」と言う。失点のきっかけとなっていた無駄な四球をなくし、打たせて取った。坂口の再三の好守など、バックも応えた。

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