巨人 連敗ストップもミス続出

[ 2010年9月7日 21:55 ]

 【巨人6-4横浜】内容はともかく、巨人は連敗を4で止めた。原監督は「ずるずる行くような雰囲気の中、逆転して勝てたのは大きい。チームは(波に)乗りきっていないが、きっかけになる1勝だと思う」。口ぶりに安堵感が漂った。

 ただ、試合内容は褒められない。攻守にミスを連発した。守りでは三回1死三塁で、清水の飛球を古城が捕球できず先制点を献上。1死満塁からはハーパーの一、二塁間へのゴロを再び古城がはじき、村田の2点二塁打で4点を先行された。
 打線も八回、松本の右前2点適時打でようやく勝ち越したが、拙攻が目立った。二回無死一、二塁は、長野が2度送りバントを失敗し、結局無得点。4―4の七回無死満塁では、阿部が投ゴロ併殺打に倒れた。
 連敗の呪縛から解放され、上昇気流に乗れるか。原監督は「待ったなしという中で戦えるわけで、(その状況に)喜びを持ってやってほしい」と選手の奮起に期待を寄せた。

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2010年9月7日のニュース