松井稼 日本復帰も「選手でやっている以上毎日試合に出たい」

[ 2010年9月7日 15:04 ]

3Aコロラドスプリングズのレギュラーシーズン最終戦で、ファンと言葉を交わす松井稼頭央内野手

 マイナーでシーズン終了を迎えるのは米移籍7年目で初めてのことだった。ロッキーズ傘下の3Aコロラドスプリングズの松井稼頭央内野手に現在の心境、来季の展望を聞いた。

 ―大リーグより1カ月早いシーズン終了は。
 「想像もしていなかったこと。上(大リーグ)に上がるつもりでずっとやってきた。そういう意味では悔しいし、寂しい気持ちもある」
 ―終盤は打撃が上向いていた。
 「シーズン初めに比べればいい感じになってきた。何かが見えて終われたのは良かったと思う。3Aでいい経験ができた」
 ―今季は渡米後初めて大きな故障がなかった。
 「それは大きかった。特にメジャーよりも日程が厳しく、移動も大変なマイナーでずっとプレーできたのが良かった」
 ―来季については。
 「こっち(米国)だけでなく視野を広げて考えていかないといけない。これからじっくり考えたい」
 ―日本球界復帰もあるということか。
 「もちろんそうですね。選手でやっている以上は毎日試合に出たい。あとは自分のことを必要としてくれるかどうか。それが選手として大事だと思う」
 ―今後の予定は。
 「少しこちらにいて日本に戻ろうと思う。そして、早めに体を動かしたい」(共同)

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2010年9月7日のニュース