中大、8回追いつき延長12回劇的サヨナラ

[ 2010年9月7日 06:00 ]

 東都大学野球秋季リーグ戦第1週3日目は6日、神宮球場で3回戦1試合が行われ、中大が延長12回の末、杉沼慶外野手(3年)の決勝中犠飛で青学大に3―2でサヨナラ勝ち。1勝1敗1分けのタイに持ち込んだ。8回に西銘(にしめ)生悟内野手(2年)の同点2ランで2試合連続の延長戦に持ち込み劇勝した。7日は同カードの4回戦が行われる。

 ≪西銘“値千金”同点2ラン≫中大が2回戦の延長15回引き分けに続く、延長12回の熱戦を制した。ヒーローは2点を追う8回1死一塁から同点2ランの西銘。1ボールから真ん中直球を右翼席に運び「スライダーを待っていたけどうまく反応できた。(1試合で)何本打つかではなく、チャンスに打てるかが大事だと思います」と胸を張った。沖縄尚学の08年センバツ優勝メンバー。興南のエース・島袋の来春入学が確実となり「高校時代から知っています。沖縄同士会話もできるし楽しみ」と笑顔を見せた。

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2010年9月7日のニュース